『トロッピック・サンダー』のベン・スティラーの映画だということで
絶対ALL真面目ってことはないだろうと
期待満々で行きました。
結果
意外にちゃんとしていて「あらっ!」って感じでしたが
それは決してがっかりではなくて
むしろとっても良かったです。
もちろんそこここに笑える場面が盛り込まれているのですが
全体を通して前向きな気持ちになれる、気持ちいい仕上がりでした。
「最近も(まだ)空想しているのか」と聞かれて
「減っている」と答えると
「それは良かった」と言われる。
空想ばかりしていた主人公が
だんだんリアルに心が動かされる場所や場面に出会うようになっている。
はるばるグリーンランドやアイスランドに出かけて探してたフィルムを見つけても
結局解雇され、
お母さんが大事にしてたピアノも売らなくちゃいけなくなるけど
でも憧れてた彼女と手をつなぐことが出来て
なんかいい感じ。
なんといっても
縁の下の力持ちの仕事を見てくれている人がいて
それをリスペクトしてくれてる人がいて
ああ、人生悪くないって思う映画でした。