2015年2月15日日曜日

『おみおくりの作法』

つれが
「やっぱり、幽霊ものはいいなぁ」と。

良かったです。
最後、やばかったです。

嘘、がーん!!!という終わりになるのかと
思いきや、
ハッピーエンドでした。
良かった、良かった!

一人ぼっちの主人公なんだけど
淡々と毎日を生きていて
ぜんぜん「可哀そうな人」じゃないんです。

でも
最初の頃の顔と












最後に担当した人の娘さんと気持ちを交わせるようになった後の顔は
ぜんぜん違う。


一人でも可哀そうではないけど
なんというか
モノトーンなんですよね。
人と関わると彩りが加わる感じ。
良い顔です。






あと
イギリスって本当に食には快楽感じない人達なんですねぇ。
これが毎日の夕食!









でも
担当した人の知り合いが
「夕食を食べていけ」と言ってくれて
用意してある食事のナプキンを開けて
そこにあったのが
彼がいつも食べている食事と全く同じもの!
うわぁ。

でもでも
ぜったいお金持ちじゃない人が
もてなそうとしてくれたその気持ちが泣ける。
だから彼は
「サンキュー」と言ったあと、
「ベリーマッチ」と言い添えます。
いいですねぇ。

ここに出てくる役者さん、みんなすごく上手くて
表情だけで言葉が伝わってくるんです。
すごいです。

とにかく泣けます。