「横浜税関資料室」からの帰り、
「おっ、こんなところに博物館が!」
面白そうじゃん、と今度来てみよう、
と思ってて来ました。
面白かったです。
夢中になりすぎて
疲れてしまって
結局全部見切れずにリタイア。
残りを見るためにまた来ることにしました。
毎度、なのですが
1から始まり8で終わる「順路」を無視して
4から見始めてしまい
途中、「ん???」と気づき
でもしつこく逆走して見ていたので
今一つ時代の流れが把握できていないのですが
まぁ、
ニッポン頑張りましたねぇ。
鎖国していたせいで
船の進化、どころか後退していた江戸時代、
その末期から
こりゃいかんと、岩崎弥太郎(だけじゃないけど)が
いっぱいっぱい背伸びして、
頑張って
追いついて
「どうだぁ!」っていう博物館です(笑)
いや、ほんと頑張りました。
氷川丸を見たときもそうだったけど
豪華客船が戦争で徴用されてしまうのは
本当に切ないですね。
すっごい立派なんですよ。
はじめのころは
半端なく贅沢だったんでしょうね
乗船名簿なんてあって、
それがとってもきれいなんです。
常備されている絵葉書もそれはそれは素敵。
海の上の高級ホテルなんです。
それが・・・
あと
トリビア的な知識もたっぷり。
旅順攻略の時、
(「坂の上の雲」で知った)
逃げられないように、船を沈めてせき止める作戦があったみたいなのですが
その時沈められた船が日本郵船の船だったとか、
弥太郎の会社と三井系の会社が
運賃のダンピン合戦をして
とうとう政府が乗り出してきて
合併して今の日本郵船になったとか。
へっー、と
すっごい面白かったわけです。