頼山陽って誰?
江戸時代後期の儒学者・漢詩人・歴史家・・・
ううむ・・・
『日本外史』を書いた人だそうです。
「外史」ってなんだ?
と思ってたら
国によって編纂されたものではないという意味だったんですね。
ちなみに国によって編纂されたものは「正史」といいます。
『日本書紀』とかですね。
常設展にかかっていた説明からの抜粋です。
--- ここから
「徳川幕府の没落をもたらすであろうと説いた「予言の書」として受け取られ~
吉田松陰らも愛読していました。~尊王討幕運動を鼓舞することになりました」
「頼山陽は尊王論者としてもてはやされたとされています。しかし~
名分が備わっていても善政を行わない為政者(天皇)に対しては厳しく批判しています」
「平明達意の文書で書かれた『日本外史』は、わかりやすく日本の歴史を学ぶには最高なテキストでした」
--- ここまで
つまり
明治維新で活躍していた人達のバイブル的な書物だったんですね。
誤解もあったみたいですが。
へぇ。
おもしろかったのが
「我が敵は本能寺にあり」って有名なセリフですが
← ここにあります
あれ?
もしかして
このセリフ、創作?
ではないにしても
司馬遼太郎が坂本竜馬を有名にしたように
頼山陽によってこのセリフを有名にしたみたいです。
へーっ。