2015年8月9日日曜日

横浜税関資料室

「1934年竣工、「クイーン」の愛称で親しまれる塔はイスラム寺院風のドームでエキゾチックな雰囲気」なんだそうです。

ま、確かにそこそこ古そうです。
塔は遠くからも見えて、「あ、あそこね」って感じです。
引っ越したり、焼けたりで
ここは3回目に立てたもので
今のは平成に入って改修したものみたいです。




横浜税関の歴史は興味深かったです。
税関って昔は「運上所」って言ってたんですね。
安政6年(1859年)に初めて作られたってことは江戸時代からのものだったんだぁ。
明治に入ってからなのかと思い込んでました。
へーっ。

偽ブランド品がわんさか展示されてるんだけど
わっかんないっす。
よく出来てる。

ワシントン条約関係のものは
キモイものが多くて
ワニの顔付きのショルダーバッグとか
誰が買うんだよっ、ってものがてんこ盛り。
いやはや、人間の欲望って・・・って感じでした。

ここでの最高のびっくりは
戦後の引き上げの時
インフレ抑制のために
日本の持ち込めるお金を制限したんだそうです。
2000円(だったかな?)を超えるお金は
預かり証を出してくれてたのですが
何年か経ったら返してくれたんだけど
かなりの金額が取りに来ないまま税関に保管されたままなんだそうです。
本人は亡くなっていても
遺族などが申し出れば返してくれるそうですよ~。
へー。

ここに出てます。
http://www.customs.go.jp/tetsuzuki/c-answer/sonota/9302_jr.htm

骨董品としての価値しかないけど
紙幣によっては数万もするそうです。
へーっ。
http://www.customs.go.jp/yokohama/notice/henkan.htm