またまた日曜美術館を見て行こうと決めた美術展です。
良かったですぅ。
京都で見る仏様とはまた違った風情です。
質実な感じというのでしょうか、
権力の証のような絢爛さはないですが
身近な優しさを感じました。
3.11の震災の時には
仏像も被害を受け、
隣の立像が倒れ掛かって手が折れてしまったものも。
でも修復技術ってすごいんですね、
今は全くわからないです。
ほー。
牡鹿半島の給分浜の高台にあるこの菩薩像の元に
たくさんの漁師さんのご家族が避難していたそうです。
穏やかな笑みとご一緒できっと心強かったでしょうね。
すぐそばにいて支えてくれる、身近な仏様でした。
ところで
今回、東京国立博物館へは
上野からではなく鶯谷から行きました。
ごった返している上野駅を避けて
鶯谷駅から行くと随分ゆったりと行くことが出来ました。
ただ
鶯谷というのは名前は美しいのですが
寛永寺側と
その反対側とは
なんというか別世界で
坂の下側はザ・昭和というか、
戦後すぐって感じです。
この界隈全体が博物館みたい、でした。
今どんどんどのJR駅周辺がアトレが出来て
画一的になってしまっている中
貴重な存在感を残してました。