2019年4月30日火曜日

『クリムト展 ウィーンと日本 1900』

これほど大規模なクリムト展が開催されるのは30年ぶりだそうです。

それって池袋西武の隣にあったセゾン美術館(今はない)オープニング時
エゴン・シーレと一緒に展示された「ウィーン世紀末展」?
あれは、すごかった。
本物を見ることの大切さを初めて体感した美術展だったと記憶しています。
「接吻」のすごさに立ち尽くしたことを今も鮮やかに思い出します。






そして今回、引けを取らない感動がありました。





















「ベートーベンフリーズ」
複製ではありますが全長34メートルを超える壁画は圧巻でした。

これでもかと全てを書き込む西洋絵画を踏襲せず
真っ白な漆喰が続きます。
余白の活かし方は狩野探幽の「雪中梅竹遊禽図襖」みたい。

正面には貝殻とか、ガラスとか、なんかキラキラしたのが埋め込まれて
それがさりげなくて、もうたまりません。
クリムトの真骨頂の金箔使いも最高です。

いやぁ、すごかった!

HPの動画はこちら
https://klimt2019.jp/special/beethoven-fries.html
※ 「ベートーベンフリーズ」について下記URLを参考
https://www.artpedia.jp/beethovenfries/

これまで全く気付かなかったのですが
クリムトの絵は額と合わせて絵画なんですね。
素朴な木枠に金属のレリーフが取り付けられていて
それら全部で「ユディットⅠ」なんですね。

混んでいるのを予想して閉館間際に行ったのですが
それですっごく混んでいました。
図録買うのにグルグル並ばされました。

でも大満足な展覧会でした!



2019年4月29日月曜日

『THE AMAZING WORLD OF NAGI YOSHIDA ヨシダナギ展』

TBSの「クレイジージャーニー」という番組で知った方です。
うわっ、すっごい!と。
現地の人の中に入っていくため?
何だって食べちゃうし、
全裸にもなる。


すっごい写真撮ってきます。

その写真展&トークショーに行ってきました。

トークショーは整理券が必要で
行った時は3日間全部終わってました。

立ち見です。








写真展の説明はいらないです。

写真撮影OKだったので
ばっちり撮らせてもらいました。













































写真集、な、なんと1万2千円!
でも
めっちゃ素晴らしいクオリティです。
両開きが180度開きます。
京都のおじいちゃんの手仕事だそうです。
なんか、もう全てに心が揺さぶられました。

※ ネットでこんな情報見つけました。

『HEROES』書影
▪️書籍情報

『HEROES』ヨシダナギ
発行元:ライツ社
定価:11,111円+税(税込12,000円)
詳細:http://wrl.co.jp/2018/04/23/heroes/

書籍仕様:
サイズ:B4サイズの「超・大型版」
表紙:最上級紙「エアラス」に、まるで美しい人肌のような手触りになるPP「ベルベット加工」を施工
本文:京都の老舗美術印刷会社「サンエムカラー」の特殊技術「8K」により超高精細印刷を実現
製本:写真集が「180度」に開く糸かがり綴じ+「キャラコ巻き製本」を採用
題字:京都のデザイン集団「UMMM」北原の制作によるヨシダナギ・オリジナルタイプフェイス「YOSHIDA FONT」を使用。