パナソニック汐留ミュージアムってところでやってました。
最寄駅はJRだと新橋。でも汐留って名乗るといきなり別世界。
シオサイト、近いです。
で、地下から行くとパナソニックのショールームを通って行くことになり、すっごいかっこいいキッチンや書斎を「ほぉ・・・!」と羨ましく思いつつ向かいます。
今朝放送していた、NHKの日曜美術館(お世話になってます)見て、即行きました。
予想通りすっごく良かったです。
ルオーってなんか目がやたら印象的な宗教画ってイメージでしたが、
サーカスがテーマの絵が1/3もあるんだそうです。
←の画像だとあんまりうまく表現出来ないんだけど
この絵とか超かっこいいって思いました。
有名な画家も初期はだれかのマネで、けっこう、トホホってこと多いんだけど、
ルオーはいきなりオリジナルだったんですねぇ。
ま、だから最初は酷評されてたみたいですけど。
そうそう、「シルクドソレイユ」ってサーカスありますよね。
「シルク」て何だ、と思ってたけど「サーカス」のことなんですねぇ。
CIRCUSなんです。
へーっ。
ナポレオンが劇場と呼んではいけないって禁止したので
「サークル」から「サーカス」→CIRCUS(フランス語ではこれはシルクと読みます)と呼ぶようになったとか。
ルオーは道化師を一環して最晩年まで描いていたのですが、始めは悲しみや苦悩を色濃く映し出していた顔がだんだん優しい顔になっていきます。
87歳まで生きたルオーが最後まで手を入れていたオレンジ色のピエロの絵は、絵の具で盛り上がり、菩薩のような顔になってました。
←の作品は彼が70過ぎに書いたものですが、とっても綺麗です。
本物は青色の絵の具がつやつやしててとても暖かい感じがする作品です。
ってことで大満足な一日でした。